デザニャーレ(2024)
東京都 井の頭公園自然文化園(動物園) 資料館 
 主催|公益財団法人 東京動物園協会
 会場デザイン/施工|モクタンカン
 音楽|高見澤音楽室

DESIGnyaRE Ⅰ – daily
 Composed|katsuya takamisawa
 Piano|junko takamisawa
 Field Rec|mikako takamatsu (TokyoZooAssoc)
       katsuya takamisawa

DESIGnyaRE Ⅱ – kasai
 Composed, Guitar|katsuya takamisawa
 Piano|junko takamisawa
 Field Rec|mikako takamatsu (TokyoZooAssoc)
       katsuya takamisawa

東京都 井の頭自然文化園(動物園)にて開催中の展示会「デザニャーレ」。
会場BGMを制作させていただきました。
上野•多摩•井の頭動物園/葛西臨海水族園を担当されているデザイナーさんたちの素晴らしい作品群と
繊細な考察の過程を垣間見れる、貴重な会となっています。
展示物とともに耳を傾けていただけたら幸いです。

—–
東京都立動物園水族園4園連携特設展示
「ようこそデザニャーレ-東京どうぶつえんすいぞくえんデザイン室-」
 期間|2024年3月31日〜2025年1月13日
    9時30分~16時30分
 場所|井の頭自然文化園(動物園)資料館

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=ino&link_num=28463


NOSIGNER – DESIGNS FOR THE NEXT 100 YEARS(2023)

Organizer|NOSIGNER、台灣設計研究院TDRI(Taiwan Design Museum)
Co-organizers|設計發浪 Designsurfing、Dosomething studio
Curator|太刀川英輔
Curatorial Coordinator|李妮燕、川喜多ノエミ、廖于婷
Executive Coordinator|設計浪人、Queena Lin
Video Coordinator|Cowper Wang
Curatorial Design|太刀川英輔、川喜多ノエミ、櫻井綾、堀本悠太、神﨑遥
Design Assistant|何恺宁、丹下佳晴、廖于婷
Music production|高見澤音楽室 – sound design|高見澤克哉 piano|高見澤淳子


「世界をいかに持続可能にできるか」 

社会問題をデザインで解決しようとする活動体、NOSIGNERの台湾デザインミューアムでの展覧会場BGMを制作させていただきました。 
不安と希望が同居する音が、NOSIGNERの試みと共に、少しでも良い未来をイメージし、創造しようとする力につながりますように。

また別館の図書館にて。
自然科学を基にデザインや発想するメカニズムを体系化した、太刀川英輔さんの著書「進化思考」。
執筆の過程で集められた自然科学の貴重な本を展示されています。

こちらには主にピアノソロでの静かなBGMを制作させていただきました。

sound design | 高見澤克哉
piano | 高見澤淳子

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。
https://nosigner.com/next100years


打ちあげ花火をデザインする(2022)
千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
 制作:fuRo
 ディレクション:赤川智洋(A-KAK)
 花火映像:日本橋丸玉屋
 音楽:高見澤淳子(ピアノ・作曲・編曲)
    高見澤克哉(サウンドディレクション・エンジニアリング)

体験型メディアアートの音楽として、2曲提供いたしました。
長尺の花火映像にはオリジナルのピアノ即興アルバム『星霜』から Track.2 を採用いただきました。
短尺の花火映像および、デザイン体験時の音楽には、滝廉太郎さんの『花』をアレンジさせていただきました。
(東京スカイツリーのある墨田区の愛唱歌としても親しまれている曲です)

作品の詳細はこちらをご覧ください。
https://cit-skytree.jp/exhibitions/打ちあげ花火をデザインする/


GOOD DESIGN SHOW 2020 Concept Movie
 映像:plaplax
 音楽:高見澤 克哉

グッドデザイン賞の2020年コンセプトムービーの音楽を担当させていただきました。
ひとつのキューブがコロコロと動きながら、グッドデザイン賞のGマークが現れます。
おなじみのGマークですが、実は「8×8のグリッド線の中に50のグリッドでデザインされている」という秘訣?があるようです。
これをヒントに、音楽は64bpmと50bpmのポリリズムで構成しました。
メトロノームのような規律性を出しつつも、手作りのアニメーションの温もりを大切に、リズムはアコースティックギターのハーモニクス音で組み立てています。

全3バージョン。
それぞれ異なる動きで変化するアニメーションをお楽しみください。


いわさきちひろ 生誕100年「Life展」あそぶ
 インスタレーション:plaplax
 音楽:高見澤 淳子
 サウンドエンジニアリング:高見澤 克哉

「絵の具のあしあと」
 三重県立美術館(2022)/ 水戸近代美術館(2021)/ ちひろ美術館 安曇野・東京(2018)

作家いわさきちひろ生誕100周年記念 『Life展』(2018)のplaplax作品に、音楽で参加させていただきました。
ちひろさんの代表的な技法の一つに、水彩絵の具の”にじみ”があります。
この作品は体験者が自身の歩みでキャンバスに”にじみ”を描くことを楽しめます。
ちひろさんはピアノをお好きだったということもあり、”にじみ”が現れては消えていく様とピアノが鳴り響き減衰していく音がリンクしています。
私たちは、体験者が自身の足でピアノの演奏をしている感覚を味わえるよう、バラバラの1音1音を丁寧に録音しました。
音階は”にじみ”の色によって変えていますが、色はその時々でランダムに現れるため、どの色が重なっても美しく響くよう制作しました。
子供は喜んで駆け回り、大人はゆっくりとした歩みで色とピアノを味わうことができる。
子供も大人も違った視点で楽しめる、また純粋な感覚を思い起こすことができるという点において、plaplaxさんの作品でありながら、いわさきちひろさんの作品であるようにも思えます。

 
「画机の上の遊び場」
 ちひろ美術館 安曇野・東京(2018)

この作品は、画机の上に配置された道具のオブジェクト(いわさきちひろさんが生前に愛用されていた道具を模しています)に触れると、ちひろさんが描いたたくさんの絵が映像となって音と共に飛び出します。
私たちは、愛らしい絵と映像の動きに呼応して、ピアノ・ギター・鈴・笛・鉄琴・木琴・貝殻・はさみ(?)などなど様々な楽器で音を添えさせていただきました。
ちひろさんの画机からたくさんの絵が生み出された。
そんな当たり前だけど奇跡的なことを、plaplaxさんならではの手法で表現されています。
体験者が遊ぶと同時に、ちひろさんの描いた子供たちも一緒に遊んでいるような、あたたかな作品です。


HAPPINEST ラジオCM(2012)
 音楽:高見澤 淳子・克哉
 ナレーション:高見澤 淳子


映画 有限会社ひきもどし サウンドトラック(2005)
 監督・脚本:畑 泰介
 出演:小林 顕作・北野 井子・大杉 漣
 音楽:高見澤 克哉・齋藤 淳子・堀川 康之